診療のご案内
機器を用いた検査
その他の検査(検体を採取する検査)
当クリニックの診療ポリシー
◎詳細な問診と最小限の検査で的確な診断を心がけております。
◎待ち時間の短縮や受診回数の低減、内服薬の長めの処方
(最長で90日)など、みなさんの時間的、経済的負担を
考慮した診療を行っております。
◎ていねいな処置と画像を供覧しながらの病状のご説明を行っております。
◎治療方法についても、幾つかの選択肢を提示し、ご希望に応じて
選択して頂けるよう心がけております。
◎悪性腫瘍を見逃さないための検査(NBI電子内視鏡、エコー、細胞診等)
も必要に応じて随時行っております。
◎投薬については、既に内服されている薬剤との飲み合わせを考慮して
処方内容を決めております。ご来院の際は、他の医療機関で出された
お薬またはその名前を必ずご提示されるようお願いいたします。
◎疾患が軽症化・治癒した場合、速やかにその旨をお伝えします。
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日帰り手術 Day Surgery について(予約制)
日帰り手術とは、簡単な小手術を外来で行い、術後の
処置も通院で行うことをいいます。入院する必要がなく、
時間や費用を大きく節約できるメリットがあります。
当院では、以下の外来手術を行っています。いずれも
日帰り手術として外来で安全に行えるものばかりです。
当院で最も多く行っている鼻茸(ポリープ)切除術では、
硬性内視鏡で鼻内を詳しく観察しながら、安全確実に施行
しております。詳しくはお問い合わせさい。
耳・外耳 鼻・副鼻腔 咽喉頭・頸部
鼓膜切開術 鼻腔レーザー手術 口腔粘液嚢胞摘出術
鼓膜換気チューブ留置術 下鼻甲介切除術 表在性唾石摘出術
耳介・外耳腫瘤切除術 鼻茸(ポリープ)切除術 がま腫注射療法・切開術
耳茸(ポリープ)摘出術 後鼻孔ポリープ切除術 声帯結節(ポリープ)切除術
先天性耳瘻孔摘出術 鼻腔良性腫瘍切除術 皮膚・皮下腫瘤摘出術
鼓膜穿孔閉鎖術 上顎洞穿刺洗浄
鼻のCO2レーザー焼灼治療について
鼻炎による強い鼻づまりに効果があります。
術中の痛みや出血はほとんどなく、そのまま帰宅
していただけます。
保険が効きますので、3割負担の方に両側
同時に行った場合の自己負担は8730円です。
他の手術と同様、診察後に予約が必要です。
ガマ腫・リンパ管腫の新しい治療法について
注射数回でこれを縮小・消失させるものです。
従来の手術療法よりも安全・簡便で効果も高く、
小児でも日帰りで受けて頂ける方法です。
詳しくは電話にてお問い合わせ下さい。
鼓膜穿孔閉鎖術について
自然には閉じない鼓膜の穴をふさぐ手術です。
水泳が可能になり、聴力の改善も見込めます。
58歳・女性、外傷性鼓膜穿孔の例です。
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補聴器をご希望の方へ
当クリニックでは、難聴でお困りの方のために補聴器専門業者を呼んで、
月に4回補聴器外来を設けております。
補聴器についてのご相談や今まで使用しておられた補聴器の無料調整等も
行っておりますので、ご希望の方はどうぞお申し出下さい。
補聴器外来(予約制)
毎月 第1・第3火曜日 午後1時〜3時(マキチエ補聴器)
第2・第4月曜日 午後1時〜3時( 東神実業 )
《祝日や業者の都合で変更になる場合があります》
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禁煙支援とニコチンパッチ処方
たばこは体に悪いことはわかっているが、
なかなか止めらない、という方のために
ニコチン依存症の禁断症状を和らげる目的で、
ニコチンパッチを処方しております。
1日1枚、胸、おなか、背中などに貼るだけで、
ニコチン切れの<症状(イライラ、冷や汗、
体のだるさ、眠気など)を抑えます。
費用は1枚あたり400円前後です。
たばこによる咳、たん、息切れ、声嗄れに
お悩みの方、喘息、肺気腫、高血圧、糖尿病、
心筋梗塞、脳梗塞の心配がある方、御家族の受動
喫煙を避けたい方、職場が禁煙になった方々に、
お勧めいたします。
たばこの煙には様々な有害物質が含まれています。
その中でほとんどマスコミに取り上げられないのが
PM2.5です。たばこの煙の中には想像を絶する量の
PM2.5が含まれており、このことはマスコミ内では
絶対に言ってはいけないタブーとなっています。
周知のごとく日本のたばこ会社は財務省の重要な天下り先
となっており、マスコミがそれに言及すると、財務省の
逆鱗に触れてしまうからです。国民の健康を顧みない
マスコミの不作為といえます。PM2.5は海を越えて
飛んでくるもの、としておきたいのです。
こういうのがイヤならたばこを吸わないことです。
禁煙方法の詳細はいい禁煙サポートサイトまで。
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H27年度インフルエンザ予防接種について
6ヶ月以上13歳未満 2回 2〜4週間隔
13歳以上 1回
費用:1回3200円(全年齢)
★インフルエンザワクチン予診票★
◎予約制ではありません(アイチケット利用可)。
◎予め、ご自宅で熱がないことを確認しておいて下さい。
◎滲出性中耳炎、慢性副鼻腔炎、軽い鼻かぜの方も可能です。
卵・鶏肉アレルギーの方はご相談下さい。
◎当日過激な運動は避けて下さい。入浴は差し支えありません。
◎吹田市民で65歳以上の方は、10月1日(木)から12月28日(月)
までの期間は1000円です(1回のみ)。
◎60歳以上65歳未満の市民で心臓・腎臓・呼吸器に重い障害が
ある方、及び身体障害者一級を持つ方は、公的補助がありますので
吹田保健センター(TEL06-6339-1212)にお問い合わせ下さい。
◎生活保護世帯または市民税非課税世帯の方も、事前にセンターに
申請されると無料の予診票が郵送されます。
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ピアスの穴あけ
18歳以上の方に限ります。
費用:片耳2000円(両耳で4000円)
◎予約制ではありません(アイチケット利用可)。
◎医療行為ではないので、健康保険の対象外です。
◎片耳2箇所でも4000円となります。
◎プラスチック製か20金製のファーストピアスをご持参ください。
当クリニックではご用意いたしておりません。
◎専用のピアッサーは必ずしも必要ありません。
◎当日過激な運動は避け、耳をぬらさないようお願いします。
◎金属アレルギーの方、アトピー体質の方はご遠慮ください。
◎特殊な形状のピアスは装着できない場合があります。
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ガマ腫・リンパ管腫のOK-432(ピシバニール)注入療法
22歳・女性、舌下型ガマ腫の例です。
13歳・男性、舌下型+顎下型ガマ腫の例です。
44歳・女性、リンパ管腫の例です。
OK-432(商品名ピシバニール)はA群溶血性連鎖球菌の
一種をペニシリンで処理して、増殖できないようにした
製剤です。もともとは癌の免疫療法剤として数多く用いられ、
安全性は既に確立されております。近年、嚢胞状リンパ管腫
に対するOK-432注入療法が、手術よりも安全かつ効果が確実
であると認められ、現在は保険も適用されています。
この治療法は、耳鼻科医の深瀬 滋氏によってガマ腫や
他の頭頸部の嚢胞(液の貯まった袋)性疾患に応用され、
手術療法に比べてその簡便性・有用性が明らかにされており、
診療所レベルで今後の普及が期待されています。
当院院長は、過去に本製剤を免疫賦活剤として多数
使用した経験があり、安全性には問題ないことを認識して
おりましたが、平成19年より深瀬氏に準じてガマ腫に
対するOK-432の注入療法を行っております。
ガマ腫には、舌の裏が腫れる大多数のタイプ(舌下型)
とまれな顎の下が腫れるタイプ(顎下型)があります。
本療法は、手術での治癒が困難な顎下型のガマ腫に極めて
有用とされ、当院でも顎下型2例に施行した実績があります。
施行時間は穿刺→貯留液吸引→薬液注入までで10〜15分
と短時間で済みます。舌下型なら局所麻酔も不要です。
費用は薬液代が自費(3600円程)となりますが、手術法
(3割負担で13,740円)よりはかなり安価です。
※平成23年9月28日付けで保険適応となりました(保医発0928第1号)。
この治療法を希望される方は、薬液の在庫がない時には
その準備が必要ですので、あらかじめ電話でご連絡下さい。
最近、本治療法に関しての電話でのお問い合わせが増えて
おりますが、診療時間中にお電話頂いても説明に十分な時間を
かけることができません。午後診のある曜日(月火水金)の
3時15分頃ににお電話いただければ、できる限りの説明を
させて頂きます。
なお、ペニシリンアレルギーの方は本療法を受けて頂けません。
詳細についてはOK-432嚢胞内注入療法をご覧下さい。
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内視鏡検査(鼻咽腔・喉頭)
細い管を鼻から入れて鼻腔、副鼻腔入口部、上咽頭、喉頭を
順番に観察します。
急性・慢性副鼻腔炎、鼻茸、アデノイド、上咽頭腫瘍
などの鼻閉を起こす疾患が疑われる場合、声嗄れを起こす
声帯や下咽頭の病変が疑われる場合の検査です。
鼻出血時には、出血部位の確認のために行います。
成人で片耳の難聴の原因が滲出性中耳炎であった場合、上咽頭に
腫瘍がないかどうかを必ずこの検査で調べます。
特に腫瘍が疑われた時は、内視鏡で見ながら組織を採る検査を行います。
当クリニックでは、NBI電子内視鏡、ファイバースコープ、および
鼻用硬性内視鏡を使い分けています。
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内視鏡検査(食道・下咽頭)
細い管を鼻から挿入してのどの奥から上部食道を見ます。
主に咽喉頭部の違和感・異物感を訴える方に、異常がないかを
確認するための検査の一つとして行っております。この検査で
下咽頭・上部食道の炎症や狭窄、憩室、腫瘍を確認できます。
原因不明の血痰でも行っております。魚の骨がのどに刺さった時、
この検査でようやく見つかる場合があります。下咽頭・食道の
腫瘍が疑われる場合は、NBI電子内視鏡を用いて特殊光観察を行い
癌の早期発見に努めます。
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エコー検査(頸部・甲状腺)
首にしこりや腫れがある場合に行います。この検査では
甲状腺を始め、耳下腺、顎下腺、リンパ節、皮下などの腫瘍、
結石等が確認できます。穿刺吸引細胞診の際は必ず
同時に行っております。
平成21年9月、エコー検査装置を最新のデジタル式に更新しました。
これまでより格段に精度の高い画像が得られるようになりました。
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一般X線検査(耳・副鼻腔)
慢性中耳炎、中耳真珠腫、老人性難聴以外の内耳性難聴、
で耳のX線一般撮影を行っております。内耳性難聴では、まれに
内耳道に腫瘍が見つかることがあります。急性・慢性副鼻腔炎
では、X線撮影で炎症の程度や範囲を調べ、重症度の判定や、
治療効果の判定を行います。当院では最新のデジタル方式で
モニタ診断を行っております。さらに高精度の診断が必要な場合、
次のCT検査をお勧めします。
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CT検査(中耳・内耳・副鼻腔他)
耳鼻科用CTでは骨と空気の描出に優れ、骨に囲まれた空洞である
中耳腔や副鼻腔の診断にきわめて有用とされています。
CT撮影では中耳や内耳の微細な形態を3次元的に観察できるため、
微細な病変を捉えやすくなります。
また、副鼻腔炎では一般X線撮影では判別しにくい篩骨洞や
蝶形骨洞内の様子を明瞭に捉えることができます。
X線一般撮影では診断困難な唾液腺の小結石や、鼻骨骨折等もCTで
はるかに診断容易となります。耳鼻科用CTは全身用CTに比べて
短時間で撮影でき、被曝量が少ないにもかかわらず高精細である
特徴があります。検査料は自己負担3割の場合、3450円です。
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標準純音聴力検査
聞こえの検査です。難聴・耳鳴・めまいを訴えられる方に行っております。
補聴器をご希望の方にも、必須の検査です。時間は約10分ほどかかります。
小児では4歳頃から可能になります。鼓膜から内耳への音の伝導が悪い場合、
引き続いて次の鼓膜の可動性検査も行います。外傷性鼓膜穿孔や側頭骨骨折、
顔面神経麻痺等で、難聴が疑われる場合も念のため行っておきます。
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鼓膜の可動性検査
主に滲出性中耳炎が疑われる場合に行います。
また、鼓膜に微小な穿孔がないかどうかの確認にも利用します。
結果のグラフで基準点(大気圧のところ)に富士山型の山
が出れば正常です。滲出性中耳炎ではこの山が低くなったり
出なくなります。
顔面神経麻痺では耳小骨筋反射検査を併せて行い、治りやすさの
判定に用います。
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平衡機能検査
フレンツェル眼鏡(照明付の双眼拡大鏡)を用いた
簡単なめまいの検査です。眼球の動きを拡大して観察します。
赤外線カメラ付のものでは、眼球の動きをビデオ録画して
お見せすることもできます。体や頭の位置を変えながら
眼球の動きをみる検査が必要な場合もあります。
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鼻腔通気度検査
鼻づまりの検査です。鼻茸や鼻アレルギーなどでの鼻づまりに対し、
手術が必要かどうかの判断のために行います。ただし、左右どちらか
片方が完全につまっている場合は、検査のしくみ上データが採れません。
実際には鼻づまりがまったく無いにもかかわらず鼻づまりを感じてしまう
方では、この検査で異常がないことを納得して頂く場合もあります。
検査時間は約10分です。
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呼吸機能検査
喫煙によって咳・痰が続く方、息切れがしやすく喫煙による肺気腫が
疑われる方にお勧めします。喫煙が原因と考えられる呼吸機能低下が
疑われる場合、この検査を行うことで禁煙プログラムを受け入れて
頂きやすくなると考えております。検査時間は10分ほどです。
もちろん、喘息が疑われる場合もお勧めします。
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重心動揺(バランス)検査
"Wii Fit"のようなボードの上に2分ほど直立して、体の揺れ具合
を調べるバランス検査の一種です。ふらつきやめまいがあると、
正常者に比べて重心が大きく揺れます。これを分析することで、
次の3点について調べることができます。
@正常の範囲を越えて動揺しているかどうかがわかります。
ふらつき感があっても、測定された動揺が小さい場合、
客観的には正常であると診断できます。
A内耳や平衡神経の障害が原因(末梢性)なのか、脳の障害が
原因(中枢性)なのかという判断も、ある程度可能です。
Bふらつきやめまいが治療によってどの程度改善したかを、
感覚的にではなく、数値で評価できます。
* * *
内耳は1個の感覚器官ですが、聴こえとバランスという2つの
重要な機能を担っています。これらの2つの機能が時間とともに
それぞれ大きく変化するような内耳の疾患がいくつか知られて
います(例えば、メニエール病)。
病状が変動する疾患では、1回限りの検査では疾病の経過を
充分把握できないおそれがあります。このため、このような内耳
疾患ではそれらの機能をあまり体に負担をかけずに何度か調べる
ことが必要になります。
聴こえは純音聴力検査で比較的容易に測れます。一方、めまいの
精密検査の1つである電気眼振計検査は、通常病院内の専用検査室
で行われる手間のかかる予約検査です。当院のようなクリニックで
任意に繰り返して行うのには適していません。しかしながら、
重心動揺検査であれば数分で測れるため、純音聴力検査と同様に、
バランス機能を時間を追って観察することが可能です。ある程度
客観的な記録が残せるめまい検査の中で、この検査が最も簡便です。
実際の測定は、1分間直立し、その後目を閉じてもう1分間
直立するだけです。"Wii Fit"の様に体を動かす必要はなく、
体に器具を何も装着しませんので、気楽に受けて頂けます。
分析結果は数値とグラフに印刷され、検査直後にその場で説明が
受けられます。保険が適用されますので、費用は3割負担で
1350円となります。
* * *
済生会千里病院を始めとして近隣の医療機関から、ふらつきや
めまいを訴える患者様が当院へ紹介されており、ストレスの
増大や高齢化でこのような方々が多くなっているものと考えて
おります。最新の重心動揺検査装置を駆使することで、これらの
方々の不安を少しでも和らげることができるのでは、と考えて
おります。
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耳鼻咽頭の細菌検査
耳内・鼻内や咽頭・扁桃に膿が貯まった時に行います。
抗菌薬を投与された後では菌の検出率が落ちてしまうので、
なるべく抗菌薬を投与する前に行います。
兄弟姉妹が同じ菌にかかっていると考えられる場合は、
最年少の方を優先して検査します。
小児では肺炎球菌やインフルエンザ菌が検出されることが多く、
成人では化膿性連鎖球菌や黄色ブドウ状球菌がよく出ます。
この検査で溶連菌が検出された場合は除菌の対象となります。
当クリニックでは、使用する抗菌薬の種類、期間を限定することで、
MRSAなどの耐性菌が発生しないよう心がけおります。
なお、この検査では結核菌、淋菌、クラミジアなどの特別な菌を
検出することはできません。
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アレルギー検査
主に花粉症や鼻アレルギーの方に行います。まず鼻汁の中にアレルギー細胞が
増加しているかどうかを簡単な検査で調べます。さらに季節性のものでは、
各季節に飛散する花粉に対するアレルギーの有無を調べます。通年性のものでは
ダニやカビに対するアレルギーの有無を調べます。口腔アレルギー症候群では
疑わしい食品に対するアレルギーの有無を調べます。検査は採血になります。
結果は一週間以内に判明します。
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インフルエンザ迅速検査
◎痛くありません。鼻水を綿棒で少し採るだけです。
◎約15分で結果が出ます。A型B型の区別もできます。
◎早期の治療につながります。抗インフルエンザ剤の使用で
軽症化できます。
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溶連菌迅速検査
咽頭のA群β溶血性連鎖球菌を15分ほどで検出できます
この菌は、心臓や腎臓に重い病気を引き起こすことが
ありますので、扁桃炎や咽頭炎を繰り返す方、急性扁桃炎で
高熱が続く方には、必要な検査です。
小児では、顔や手足に細かい赤い発疹が出たり、舌がイチゴの様に
赤くなっているとこの菌の感染が疑われます。
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アデノウイルス迅速検査
急性中耳炎や結膜炎、急性鼻炎、咽頭炎、扁桃炎、肺炎などを
起こすアデノウイルスの迅速検査です。
インフルエンザや溶連菌感染との鑑別に役立ちます。
早めに診断できれば、家族内やクラス内の感染拡大を防止できます。
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一般血液検査
貧血や出血傾向、強い炎症が想定される場合の検査として行います。
ある種の咽頭・扁桃腺炎では血糖値や肝機能の検査も併せて行います。
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エコーガイド下穿刺吸引細胞診
触診やエコー検査で甲状腺や耳下腺、リンパ節の腫瘍が疑われた場合
病変部に針を刺して細胞を幾つか採取して顕微鏡で観察する検査です。
細胞の数が十分あれば診断が確定できます。頸部に針を刺すのは怖いと
感じられるでしょうが、超音波エコーで針先を確認しながら行いますので、
安心して受けていただけます。
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静脈性嗅覚検査
アリナミンテストともいいます。検体を採取する検査ではありません。
アリナミンというビタミン剤の一種(ドリンク剤ではありません)を
静脈注射して、特有のにおいを感じるまでの時間と、においが消えるまでの
時間を計って、嗅覚の感度と易疲労性を調べます。
ほとんどにおいがわからないという方でも、この検査では意外に
嗅覚が残存している場合があり、治療で改善が期待できます。
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腫瘍マーカー検査
甲状腺乳頭癌、咽頭や喉頭の扁平上皮癌などの悪性腫瘍
が疑われる場合に行います。細胞診で良悪の確定が困難な場合、
経過観察するか手術をうけるかどうかの判断の一助になります。
採血の結果は約一週間後に判明します。
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甲状腺機能検査
甲状腺腫大、動悸、体重減少、発汗などがあれば行います。
甲状腺が腫れて押さえると痛みを感じ、微熱があるようなときは
必ず行います。触診やエコーで甲状腺内に病変が認められたときにも、
抗甲状腺抗体・甲状腺腫瘍マーカー検査と同時に行います。
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